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【リトルバスターズ!SS】みどり 

美鳥SSです!!

ぶっちゃけ、タイトル思いつかなかったので、そのまんま「みどり」にしただけです((






そんな感じで次のページからです!!

「理樹くん、今日はなにして遊ぼうか」
「…美鳥。なんでここにいるの?」



「えぇ~いちゃいけないわけ?」
「ダメとかそういう問題じゃなくてなんでいるのかって話!」
朝…今何時くらいだろう。
「そりゃ前に理樹くんと美魚をくっつけるって約束を果たしに来たの」
「…そんな約束した覚えないんだけど」
朝、起きた瞬間、なにか体に重みがあると思ったらこんなことになっていた。最初は西園さんかと目を疑ったけど、彼女は西園さんではなかった。
…彼女は西園さんの瓜二つの姿をしている。でも、一度会ったことがあるから彼女のことはすぐに分かった。
「で、なんで僕の上に乗っているの?」
「あ、ごめんごめん~」
この軽いノリの少女は僕もよく知っている。彼女の名前は西園美鳥。



「でさ、理樹くん。なにかして遊ぼうよ」
「あのさ……唐突すぎて状況が飲み込めないんだけど…」
「ん~実は私も分からないんだよ」
「は?」
…本当に分からなくなってきた。
「まあ、いいじゃん。……どうせ私またすぐいなくなるし」
美鳥は少し寂しそうな表情になった。

「西園さんには会ったの?」
黙って首を横に振った。ということは…そこまでして僕に大事な用事でもあったのだろうか。
普通は現れることはない美鳥が…。
「ねえ、理樹くん」
「うん?」
美鳥は切なげに顔を僕に向けた。
「美魚のこと、好き?」
好きだよ……。そう言おうとしたが、それは美鳥になにか悪い気がした。考え過ぎなのかもしれないけど、口から言葉が出なかった。
「好きでしょ?」
美鳥は笑って僕の顔を覗きこんだ。なにもかも見透かされてしまったようだ。
「うん……好きだよ…」
「そうね!そうでなくちゃ私がここにいる意味がないもんね!」
美鳥は明るい声をあげた。いつもどおりの美鳥で少し安心した。
「私は、美魚と理樹くんをくっつけるために来たんだよ……ってさっき言ったか」
あははと小さく笑っている美鳥には、とても強いものがあって、輝いていた。
「だから協力するからね!」
「いや…いいよ」
「す、る、か、ら、ねっ」
「うん…」
僕に拒否権はないようだ…。




「でさ、理樹くんと美魚はぶっちゃけどこまで行ってるわけ?」
美鳥は物凄くエラそうに、腕と足を組んでいた。
どこまでって……。
「休み時間話したり、お弁当作ってもらったり、買い物につきあったり…かな」
なんか気恥ずかしい感覚を覚えた。
「それだけ?」
美鳥は不満げだった。
「うん」
それだけかもしれないけど、最初の頃とは大きく変わったと思う。
「ねーじゃあさ、名前で呼んだりはしないわけ?」
名前…。そういえば意識してなかったけど、ずっと名字で読んでいた。でも、西園さんは恭介と鈴以外は誰に対しても名字読みだし…。
「まずはそこからね!」
ビシッと指を指す。
「他人じゃないんだから、名前で呼ぶ!」
「でもいきなり…」
「私のことは名前で呼んでるじゃない!!」
確かに…。でも、いきなり名前で呼ばれたら西園さんもきっと困るだろうしな…。
「も~理樹くん女々しすぎ!そんなのはいいのよ!こっちが名前で呼べば美魚も自然と名前で呼ぶようになるって!」
「そ、そういうもんなんだ…」
そう…なればいいんだけど。
「あのね。美魚はそういうの鈍いんだから理樹くんがちゃんとしてあげなくちゃダメなんだよ?」
鈍い…か。でも結構積極的な気がするけど。
「うん…まあ頑張ってみるよ」
「そうこなくちゃね」


「あ、あと美魚はね―……」




その後も、美鳥から色々なアドバイスをもらった。気がつけばもう正午を過ぎていた。
「なんか食べたいね~」
「お腹がすいてきたね」
そういえば朝から何も食べてない。
「なんか食べに行こ~よ」
「どこに?」
「どこでもいいよ。理樹くんと二人で散歩もしたかったしね」
美鳥は大きく伸びて立ち上がった。
「いいよ。じゃあ行こうか」
そう返事をして外に出る支度をした。





「あれ…?」
外に違和感を覚えた。
「どうしたの理樹くん?」
休日で、しかも昼間なのに人が誰もいない。ただ、木々が風に靡かれているだけだった。自然の音がとても大きく聞こえる。まるで、僕たちしかこの世界にいないかのように…。

「静かだね」
美鳥は優しく微笑んだ。
「まるで、私たちしかいないみたい…」
美鳥の髪と木々が風に靡いてざわざわと揺れ動いた。
どこか不思議だった。
「理樹くん」
美鳥はくるっと回って背を向けた。
「シンデレラの魔法が解けるのは何時でしょ―か?」
「…0時?」
「ピンポーン!正解です!」
声は元気だが、背を僕に向けたままだった。
「じゃあ…」

「私の魔法が解けるのは………」
美鳥の…?
「…やっぱなんでもな~い」
美鳥は言いかけて、いつものような笑顔を見せた。
「言いかけておいてそれはないよ」
一応気になるので言っておく。
「気にしない気にしない」
そう言ってスタスタと歩いて行く

美鳥の姿は、すぐに飛び立ってしまう鳥のようだった。






「日が暮れてきたね」
「そうだね。そろそろ帰ろうか」
空は赤く染まっている。その空の下で僕と美鳥は二人一緒に歩いていた。
「私の影……ちゃんとあるね」
当たり前だよ。
そう言おうとしたが、口が開かなかった。
「美魚に伝えてくれる?」
「え?」
美鳥はくるっと回ってにっこりと笑った。
「もっと、素直になりなよ。って」
美鳥はまたくるっと回って僕に背を向けた。もうすぐ消えてしまいそうな…そんな弱々しい背中だった。

僕はコクンと首を縦に振った。
そして僕たちは無言で学校の寮の方へ向かった。周りには美鳥以外誰もいなかったため、音がとても大きく聞こえる。リトルバスターズみんなでいる時は騒がしくて聞こえないけど、西園さんと一緒にいる時や今ここの世界にいると、とても響く音。心が安らいで、安心出来る世界だ。
「理樹くん」
「ん?」
美鳥は再び顔をこちらに向けた。
「美魚のこと…よろしくね。デート頑張ってね」
美鳥らしい笑みを見せて美鳥は走って行ってしまった。
僕はすぐさまに追いかける。
「美鳥、待ってよ!」
追いつきそうで追いつかない、距離が縮まない。
「み………」
気付いたら、美鳥はいなくなっていた。

真っ赤な夕日の影に映るのは自分の一つの影だけであった。





「ぅ………あ?」
気がつくと、僕のよく知っている風景があった。
「部屋……」
いつの間にか、着替えているし、朝みたいだった。…なにがあったんだろう。
「おう、理樹。おはよう……」
真人が眠そうな顔でヘロヘロとしていた。
「おはよう。…あれ、今日は何日の何曜日だっけ?」
「おいおい、理樹が分からないこと俺が分かるわけないだろう。…20日の月曜だな。さて…朝のおはよう筋肉の時間だ!」
知ってるじゃん…。というツッコミをする気力もないまま、真人が朝からダンベルを手にたくさん抱えている姿をボーっと見ていた。
「理樹、異様な顔だな。昨日なにかあったのか?」
正直、朝からふんっふんっと洗い息を立てた真人は気持ちが悪い。
「…僕、昨日なにしてた?」
昨日は、美鳥とずっといた。でも、外にも誰もいないなんて有り得ない。
「おい理樹よ―…。俺朝からスポーツジムにずっといたからな。昼間のことは知らんが、帰ったら寝てたぞ」
寝てた…?いつの間に?
美鳥と話た後…その後からはなぜか思い出せない。

「4時頃に帰ってきて、理樹がもう寝てたからビビっちまったぜ」
4時……4時はまだ外にいたはず…。
一体………。
「ま、細かいことは気にしないほうがいいぞ」
それだけ言って真人は再び筋トレに励んだ。





そのまま、僕は朝食も食べて、教室に行き、自分の席についた。
相変わらず、真人や謙吾はケンカしているし、鈴は猫と遊んでるし、小毬さんや他の人は話している。僕はその光景をボーっと眺めていた。
「おはようございます、直枝さん」
すると、西園さんがみんなとは一足遅く来た。



『美魚って呼ぶんだよ』


…そうだ。
美鳥が僕の前に現れたわけ。美鳥は僕と美魚のために来たんだ。
そのために来てくれた『幻』なんだから……。

「あ、おはよう。み…美魚…」
僕は馴れない感じで名前を呼んでみた。いきなり名前で呼ばれて美魚はどんな反応をするのだろうか。
名前を呼んでしばらくは顔を見ることが出来なかった。
「…あの……」
「あ、あ、いや、うん…」
自分で呼んでおいてなんだけど、恥ずかしい気分になった。
「私も…名前で呼ばせてもらってもいいですか?…」
「う、うん…」
美魚の反応は意外と良かった。驚いたり、引いたり、怒ったりはしなかった。むしろ、お互い気持ちが軽くなったような空気が流れていた。
「それでさ…あの」
「…なんでしょう、理樹さん……」
美魚も馴れないように口を動かした。呼ぶほうも恥ずかしいけど、呼ばれるほうも結構恥ずかしい…。
僕はもう一度勇気を出して口を開く。
「今度…二人でどこか行かない?」
「……………」
美魚は数秒唖然としていた。
「…デートに誘われてしまいました………」
その後、すぐに顔を赤らめて後ろを向いた。
見てるこっちも恥ずかしくなってきた…。
「…私なんかでよろしいのでしょうか……」
「美魚がいいんだよ!」
あ…。つい大声を出してしまった。
でも、周りがとても騒がしいので多分聞かれてない…と思う。
美魚は僕に背を向けたままだった。
「…理樹さん」
声と同時にくるっと振り向いた。
「…今から、とても楽しみです…」
美魚は優しい笑みを浮かべた。その笑顔はきっと、僕は一生忘れない。

美鳥…やったよ。
今度、また…僕たちの前に来てね。


―うん、分かった。今度は理樹くんと美魚…三人で遊ぼうね。


ふ、とそんな声が聞こえた気がした。












あとがき

美鳥SSでした!w
いきなり思いついたのですが、完成できてよかったです(*^。^*)

やっぱり美鳥さんいいキャラしてますなー( ̄- ̄)

とりあえず、文とか微妙なところ満載ですが、誤字などあったらご報告お願いします。


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[ 2009/01/27 19:03 ] SS(二次小説) | TB(0) | CM(2)

美鳥はやはり美魚想いですよね~。
確かに理樹・美魚コンビは誰かが突っ込まないと中々名前呼びをしなさそうですね(笑
[ 2009/01/29 10:27 ] [ 編集 ]

>>ふーぴぃさん
地味に好きです、美鳥ww

ですよねーw
主人公が恭介とかだったら美鳥は出てくる必要がなかったかもしれません(笑)
[ 2009/01/29 23:02 ] [ 編集 ]

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