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【東方SS】AGAIN 

夜遅くにこんばんわ!!
やっと出来ました!魔理沙SSです。
百合要素はないと思います(゜.゜)


ありきたりストーリーです。
魔理沙が記憶喪失になってしまうお話。

追記:12月28日
タイトル変更


次のページからどうぞ。
…りさっ………まりさ…
誰かの声が聞こえる。


ワザとだったら後で殺すからね…


意味が分からない。
つーか誰だよお前…

「魔理沙っ!」
「…はぁ?」
私―……私の名前は……
……。ダメだ頭痛すぎて思い出せない。
「ちょっと…大丈夫なの?」
赤と白の巫女らしき人物が私に話しかける。
「………」
「ま、まさか喋れなくなった!?」
ソイツは焦るような話しかけている。でも私は自分のこともこの目の前にいる巫女の事も知らない。
「…正直に言おう」
「なんだ喋れるんじゃない…」
私は口を開く。

「誰?」



―それから色々聞かれた。
私の名前は霧雨魔理沙で、この紅白の巫女の名前は博麗霊夢というらしい。
なんか自分の名前にもこの巫女の名前にもしっくりこない。
「霊夢って呼んで」
「…わかった」

「…さっきのだけでこんな事になるなんて予想外だったわ…」
霊夢はボヤボヤとつぶやいている。
私もたくさん聞きたいことがあったけど今はなんとなく聞く気がしない。
「他の人のことは覚えてる?」
他の人?自分のことも覚えてないのに覚えているわけがない。
「…まぁそうよね」
霊夢は心なしか少しホッとしていた。
「記憶喪失」
「あん?」
思わず情けない声を出してしまった。
「魔理沙は記憶をなくしているのよ」
無自覚だったわけじゃない。ただいきなりすぎて何がなんだか分からなかった。それでもいきなり変な所とかじゃなくて良かった。知らない場所で何も分からないまま過ごしていたらどうだっただろうか。
「大丈夫よ、絶対記憶は戻してあげるから」
そんな一言も私にはとてもたくましく聞こえた。ほんの数時間一緒にいただったけどなんとなくそんな気がした。
「…霊夢、優しいのな」
「はっ!?」
ん?なんかマズいこと言ったか?
霊夢が少し頬を染めて俯く。

…なんかこっちまで恥ずかしくなってくるな…。
「と…ところでさっ!」
「う、うん」
霊夢は顔を上げて話を持ちかけた。なんかワザとらしくて変な感じがする…。
「私とずっとこうしててもあれだから、どこか行ってみましょ」
「どこに?」
「…そうね。まずは自分の家でも行くことにしましょう」
自分の家?
じゃあここは?
「私の神社。博麗神社よ。あんたは毎日ここに来てた気がするわ」
私そんなに暇人だったのか…。


霊夢は近くにあった箒(ほうき)を私に渡した。
「飛べる?」
「…ああ多分な」
多分忘れているのは自分自身のことなんだと思う。でも、自分が魔法使いであることは何故か覚えている。
しかし私はさっきよりは収まったが頭も少し痛いしちょっとフラついていたため飛べるかは不安なところ。

「私に着いてきて」
霊夢はフワッと飛んだ。
そして私も飛ぶ。


箒にまたがって飛ぶのは久しぶりな気がした。
まあ多分色々記憶を失っているからかもしれないけど、やっぱり空を飛ぶ事は楽しいことなのだ。
「着いたわよ」
霊夢はたんっと地面に足を付いた。
「すごい森だな…」
見渡す限り森がだった。そこにちょこんと建っていたのは―
「魔理沙の家よ」



家の中に入ってみた。
テーブルの上には物や本がたくさん積まれていて、生活感があるような部屋だっ
た。
自分のことはあまり覚えていないが、いかにも自分らしくてちょっと安心した。


「うわっなにこれウケるんですけど―!」
霊夢は机の上に置いてあった変なぶにぶにしたキノコを握りしめて爆笑している。

えーと…目的は?

まあ確かに変なものいっぱいあるんだが。



結局。なにも思い出すことはなかった。


「霊夢と魔理沙じゃない…」
新キャラ登場?

「アリス!いきなりなんだけど実は…」

その人形を抱えた少女はアリスというらしい。
霊夢はアリスに事情を話した。
なんか、私結構迷惑掛けてるよなぁ……。
今更なんだけど。
「…ちょっと魔理沙」
「あ、はい……」
つい敬語になってしまった。
「…私のこと覚えてないの?」
「…ああ」
「そう…」
アリスは悲しい顔をしていた。
もしかしてこの少女は私にとって霊夢よりも大切な存在だったかもしれない。それをあっさり忘れたという形にしてしまったら私は相当ヒドいことをしているん
だと思う。
「…記憶が元に戻ったら私の言うことなんでも聞きなさいよね!」
涙って程ではないがべそをかいていたアリスは目をこすって私に指を指した。


「そういえば……」
アリスがなにかを思いだいしたようだ。
そしてじーっと見つめられた。
なんかしたっけ…
「な、なんだ?」
「あんたこの前私に2000円借りてたわよねぇ?」
なにぃぃ!?
「あ、いや冗談よ」
クスッと笑って後ろをくるっと周りスカートを楽しそうにひらつかせていた。
「…今の魔理沙ならカモれそうね…フフ…」
「ちょ…冗談は程々にしてほしいぜ」
今日会ったばかりなのに私はすごく楽しい時間を過ごせた気がする。
ま、そんなこと言うのは私には合わないけどな…。

「とりあえずさ医者とか行ってみたら?」
アリスは私に持ちかけたが霊夢は、
「うーん、でもあんまりこの事を多く知られると困るのよね」
と、微妙な顔をしながら話した。
霊夢の言葉は、私にはよく理解出来なかったが。
「そうね、あぁもう早く思い出しなさいよね!!」
「むちゃくちゃゆーな!」
アリスはピタリと止まって小さく口を開いた。
「…こうしてるといつもの魔理沙なのにね」
その言葉に霊夢を同意したような素振りを見せる。
でも私にはよく分からないからなんともいえない。みんなの知っている゛魔理沙゛は今どこにいるのだろうか。

私は早く本当の自分を見つけなくてはいけない気がした。


― 夜になってしまった。特に思い出すことはなかったけど私は今日1日は楽しかった。
「じゃあ帰ろうか」
私は『記憶をなくしている魔理沙1人では危ないから』というわけで霊夢の所で寝ることに。
「先にお風呂入っていいわよ」
「おぅ―」
「着替えはそこにあるの適当に着ていいからね」


ところで神社に風呂ってイメージが湧かないのは私だけなんだろうか…。


「ふぃ~さっぱりしたぜ~」
「あ」
霊夢は私の姿をガン見している気がする。
あんまり見られると恥ずかしいんだが……。
「どうかしたか?」
「あんたもいつもの魔理沙と同じものを着るのね」
どうやら゛いつもの私゛も霊夢の家に泊まる時はこのパジャマを着るらしい。
いつもの私といっても魔理沙は私1人なんだけどな。
「…でも、゛あなた゛と゛魔理沙゛は違うのよ」
「どういうことか私には理解出来ないな」
意味が分からない。
私という人物は1人しかいないのに。
アリスは言っていた。「いつもの魔理沙と変わらない」って。なのに?
「あなたは私やアリス、他のみんなを今日まで知らなかったんでしょう?」
「………」
返す言葉はない。
「まあ…別に好きで記憶喪失になったわけじゃないのよね。悪かったわ」
霊夢は軽く詫びて風呂に入っていった。
ところで、ここには霊夢しか住んでいないのだろうか…。
見たところ生活は困ってないらしいが、私には多分1人で暮らすなんて出来ない
と思う。
…って私も一人暮らしだったっけ。


そうどうでもいい事を考えていたらあっという間に時間は過ぎていて、霊夢もも
う風呂からあがっていた。

「魔理沙―」
「ん?」
「早く寝なさいよ」
「ああ~」
「寂しいなら一緒に寝てあげないこともないけど」
「…ま…え…マジですか」
「土下座して泥鰌掬いしてくれたらいいわよ」
まあ…予想はついていたが。
今日は色々あって疲れた。だから早く寝よう。




ちょっと…やめなさいよ…

大丈夫だって―

どこがよ…

じゃあ霊夢がやってくれ
なんでそうなるのよ!


…よく分からん夢を見てしまった。
……最近ついてないのかもな。
「はぁ…」
「どうしたのよ。浮かない顔して」
新婚みたいな食卓の朝だったが、今はそういう気分にはなれなかった。
「いや…早く思い出したいなぁ―て」
「…そうね。私も思い出してほしいわ」
霊夢は疲れてないのだろうか。
「大丈夫よ。私の親友が私やアリスのことを簡単に忘れるわけないもの」
私はその言葉がとても嬉しかった。
「そういえば、そろそろアリスが来るんだわ」

「霊夢―いる―?」
アリスが来た。霊夢が皿を片付けてアリスの所へ向かった。
「魔理沙は?」
「まだご飯中よ」

アリスは神社の中へ入った。
「魔理沙思い出した?」
アリスは会って聞くなり犬が尻尾を振っているように私に話しかけた。
「思い出してない…」
「え~…この前の夜、私をお嫁にイケない体にしておいて~?」
「ブッ……」
いきなり何を言うんだ…。つい吹いてしまった。霊夢は静かに炎を出しているし。
「いや、冗談よ」
「お前そんな奴だったか……?」
「え?」
「は?」
アリスから え? と来たので私は は? という形で返しておいた。
「今、お前そんな奴だったか…って」
アリスは物珍しそうに私を見た。
「いや―…うん、なんだろう…ちょっと私にも分からないな」
自分で言ったことを自分で理解出来ないなんてまったく変な話だ。
「そう……ふふっ」
それでもアリスは何がおかしいのか微笑んでいた。
でもその笑顔はとてもあったかい空間へ連れて行くようで…私はそれが好きだっ
た。


「なあ、思ったんだけど魔法でどうにかならんのか?」

何故一番手っ取り早い方法を使わなかったのだろう。
「私は飛行専門、アリスは人形専門、あんたは戦闘以外だと心配だし…」
「なっ…」
軽く傷ついた。
「ほ、ほら万が一失敗したらもっと大事になるわよ!」
アリスは必死にフォローしているが、その必死さが余計に私を沈ませた。
私そんなに危ないのか…
「そうだ」
霊夢が立ち上がった。何かを思いついたらしい。
「こういうのは他人に聞くのが一番だわ」
さっき知られちゃマズイって…。もうヤケになってるのか。


「慧音先生―実は魔理沙が」
「帰れ」


「ルーミア、実はね魔理沙が…」
「そーなのかー」


「実は魔理沙が」
「キャハッ魔理沙のバーカバーカ!!」


……。
「どいつもこいつも使える奴がいないわね…」
「私は人選がおかしいと思うんだけどね…」
霊夢は舌打ちをして空を飛んでいた。

「永琳先生―実は」
「そういうのは私受け付けてないのよ―お大事に」
……。
「なぁ、もう…」
「もっと使える奴がいたじゃない!!」
霊夢は再び希望を目に。
「―で…」
「結局私なのね…」
本に埋もれた全体的に紫色をした少女がいた。ホコリくさっ。
「あなた、私を忘れるなんてイイ度胸ね。ちょっと名前を言ってみなさい」
その少女は冷めた瞳で私を見上げた。

うーん全体的に紫だから―…
「紫!!」
「どこのスキマの名前を言っているのよ」
真面目に答えたらなにやら意味深な言葉が返ってきた。
「まあ、確かに紫でもしっくり来るけど…」
アリスは納得したかのようにその少女を見つめた。
「はぁ…私はパチュリーよ」
「予想出来ね―よ!」


「で、なんだっけ?」
「魔理沙の記憶を戻す方法知らないかしら?」
「…まあここまできて頼んでるなら手伝ってあげるけど」
パチュリーはテレたような顔をして本を探していた。
こういうのをなんというのだろうか。
クールなんだけどたまにデレデレすること……。
「あったわ」
軽く咳き込んで本を取り出した。
「『幸せを見つけて』」
「…なんかおまじないみたいねぇ…」

霊夢とアリスは2人、顔を見合わせた。
「私が生きていたメモリーズ全てが幸せな時間だったんだ!!」
「いきなりクサいこと言わないでよ」
自信満々に言ったのにパチュリーに軽く流されてしまった。

「―思ったんだけど」

霊夢が口を開く。
「やっぱり一度殴って…」
あれ。
なんで肯定してるんだ?
アリスも頷いてるし…



「いたた………」
結局殴られた。
「なにも起こらなかったわね…」
「く…人事のように言いやがって…」
まだ頭が痛い。私は刺激を受けて治る電化製品じゃないんだぜ…。
「霊夢、ずっと気になってたんだけど」

「魔理沙はなんで記憶喪失になったの?」


あ…。
まずそれを調べなきゃ意味ないんだよな!
あぁ!馬鹿野郎!

「え―とねぇ…」




―あまりに馬鹿な理由だった。
私はそんなことで記憶をなくしてしまったのかととても悔しい気分だ。
「私は悪くないはず…よ」
霊夢も多少は罪悪感を感じているようだ。まあそれだけでマシなんだが。
「ま、まあとりあえずなにか行動しようぜ!…」
とりあえず動かなければ何も始まらないからな。

結局あっちへこっちへ行ったが私はまたなにも思い出せなかった。
「はぁ…」
今日も霊夢のところで寝泊まりだ。
「なにため息ついてるのよ」
霊夢がお茶を出してくれた。そんなにお茶大好きなのか…。

「ただ…疲れただけだぜ」
お茶の中に自分の顔が映る。自分から見ても疲れた顔をしていると思う。
「霊夢やアリスといるのに疲れたわけじゃない。ただ、こうやって記憶を取り戻すのに…あとどれだけかかるのかなって考えたら疲れてきた」
なにを隠そう。
疲れているせいか全て口から出てしまったようだ。

霊夢はそれを黙って聞いていた。



翌日。
寝たら治ると思ったのに朝から浮かない顔をしていることを霊夢に指摘された。
自分では意識してないんだけどなあ…。それでも嘘をつけないのかもしれない。
「ごめん。今日はなんか私に依頼が来てて…」
霊夢は手を合わせて詫びた。なんの依頼かは知らないが、どうしても外せないらしい。
もちろん止める気はないから「ああ」と返事をしてアリスが来るのを待つことに
した。

「霊夢―魔理沙―来たわよ」
アリスがやってきた。
「霊夢は用事があるらしいからどっか行ったぞ」
「あら。じゃあ今日は2人ね」


とりあえず、外に出る。散歩みたいでたまにはいい気がした。
天気はとても晴れていてポカポカした陽気に包まれている。最近は色々あって自由に空も拝めなかったけど、改めて広いなあ、と感じた。
「ねえ」
「かくれんぼ、しない?」
「はあ?」
なんでかくれんぼなんだろう。そんなのがまだ楽しいのか?
ていうか、アリスが子供っぽい遊び好きなことが意外だなぁ。
「別に私がやりたい訳じゃないのよ!あんたが最近色々あって疲れてるかなって心配して…って……ああああああああ!!とにかくっ!やるのよ」
アリスは自爆した。
しかし私のことを気遣ってくれてるのは嬉しい。
でも…

「こんなノンキに…いつまでたっても記憶が戻らないかもしれないんだぜ?」
「大丈夫よ。魔理沙にノンキなんていわれたくないわね」

「それに」

アリスは私に背を向けた。
「魔理沙が私たちのこと忘れるわけないでしょう?」
―霊夢も同じようなこと言ってたな。

「それと…」

アリスはまた口を開く。
「幸せだと思う時間なんてのは、たくさんあるんだから」
…そうか。

私は過去に捕らわれすぎたんだ。

だから他の考えが出来なかった。


「じゃ私が鬼になってあげる」
「迷子にならないのか?」
「…あのねぇ私が迷子になるわけないでしょう。あんたのほうがよっぽど心配だわ」
そういやアリスは前からここに住んでるんだっけ。
…て私もか。

まあ森とはいえ熊とかは出なさそうだな。

というわけでアリスが数えている間に私は森をとりあえず歩く。
「行くわよ―」

アリスがデカい声で言った。
この森はよく音が響くようだな。

だんだんアリスが近づいてくる。
「土に埋まってたりして」
地面を見て一人でケラケラ笑っているようだ。

…………。

「あ」

「魔理沙見つけた!!」
意外とあっさり見つかってしまった。
「…あのなあ私は土に埋まるという考えが出せるほど頭良くないんだぜ」
「見られてたの…」
アリスはがくんと腰を下ろした。
情けなく感じているのか八つ当たりなのか私を睨みつけてくる。

「で…なにか思い出した?」
「唐突だな、おい…」
さっき息抜きとか言ってなかったか?
まあ、なんか気分は楽になった気がする。

やっぱり早くいつもの゛魔理沙゛に戻ってほしいんだな。
まあ当たり前か。


「魔理沙、何ボーっとしてんのよ」
アリスの声によって我に帰った気がする。私は今何を考えていたんだろう。
「…アリスは今の私は嫌か?」
「え?」

「あっ…いやなんでもない」
つい聞いてしまった。
無意識で。

なんで私は暗いことばっかり考えているのだろうか。せっかくアリスや霊夢は気を使ってくれているのに。
罰当たりなヤツだな私は。
「嫌…じゃないわよ」
返事が来るとは思わなかった。
「……だったらこのままの私でいいんじゃないのか?」
…なんでこんなことを言っているのだろうか。私は二人の努力を水の泡にしようとしているようなもんだ。
「…魔理沙はそれでいいの?」
よくない。
でも、今ここにいる私の意識はどこへ行くのだろうか。
「私は前からずっといる魔理沙に会いたいわ。だって好きだから」
じゃあ、今ここにいる私は?
「あなたは魔理沙とは違う好きかもね」
……。なんだかとんでもないことを言われた気がする。
そしてみるみるうちにアリスの顔が赤くなってゆく。
「あぁ…いやだから…そうじゃなくてぇ…」
何も言ってないのに。可愛いなぁ…。

「あ―2人ともこんなとこにいた」
声がするほうに顔を向ける。上を見たら霊夢がいた。そしてふわっと降りてくる。
「どう?」
首を振っておいた。こう何日も続くと絶望感さえ覚えるな。
霊夢とアリスもため息をつく。
「…私の記憶はもう戻らないかも、な」
ポロッと言ってしまった。その言葉に2人は呆れたような怒ったような…悲しい表情を浮かべた。
「…そんなこと…言わないでよ……」
アリスがうつむいて言う。泣いているのか分からないが、震えた声だった。
「魔理沙がそんなこと言ったらもう希望も何もないじゃないっ!!」
アリス涙を流していた。悲しみと怒りが合わさった…そんな大粒の涙。
私はどうして泣かせてしまっているんだろう。

「早く…思い出してよぉ……」
アリスは私の胸に拳を当つけて泣きながら言う。
「私も…同じよ。魔理沙が信じないで誰が信じるの?あんたが希望を捨てたらもうなにもなくなるの」
霊夢がアリスの肩に手を置き、言った。

信じる?…私の記憶が戻ることを?
諦めていたわけじゃない。
…でも。

もう一回信じてみるよ。諦めかけていた希望を。


「だから…早く」
「戻っておいで」


ぎぎ…

頭に何かが走る。
「痛っ…あ…!!」
「魔理沙!?」
私の名前を呼ぶ声が聞こえる。
でも、そんな声さえ届かない場所にあるくらい………深いどこか…


頭の中にだけ響くような声が聞こえる。
『私?見てのとおり巫女よ。あんまり巫女なめてると痛い目見るわよ…』
霊夢…?どうして…
『マリス砲発射!』
マリス砲…?魔理沙……とアリスってことかな。

『早く…帰ってきて』












気がつくとアリスと霊夢がいた。
「あっ…よかったぁ…いきなり倒れてビックリしたわ」
アリスが目を真っ赤にして手を握る。状況は読み込めないが、私は倒れたのか。

その一方。霊夢は私をじーっと見ていた。
「霊夢…?」
「魔理沙」
霊夢はその場から立ち上がった。
「…おかえり」
優しく笑みを見せた。

……。
そうだ、私は…思い出したんだ。なくしていたものを。

だから、返事は決まってる。

「―ただいま」




あとがき
やっとUPできました!!
いやぁ、なんか最初は力入れてたのに、最後のほうはグダグダgudagudaにwwww

でもくちゃくちゃ長い道のりだしたよ・・・(´ω`)


感想、誤字などありましたら報告お願いします。普段から誤字が多いんですけどw

そして、魔理沙かわいいよ魔理沙。



・ちなみに、魔理沙が記憶喪失になった理由はあえて明かさなかったのです( ̄- ̄)

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[ 2008/12/20 23:29 ] SS(二次小説) | TB(0) | CM(2)

ども、読ませていただきましたー。

一応読んだときに誤字があったので報告を。
霊夢と魔理沙が空を飛ぶシーン(最初のほうですね)
そこのシーンで魔理沙の地の文が自分自身ではなく、自分自信になっていました。
それ以外はこちらのほうでは特にそういうのは感じられませんでした。

ほのシリって感じかな?
展開もそこまで急ってわけでもないんで読みやすかったですね。
いやー、いい作品だったと思います。

それでは、また覗きに来ますー。
[ 2008/12/21 13:51 ] [ 編集 ]

>>arkさん
報告ありがとうございます(´_`)

本当ですか!
初東方だったので微妙な感じしましたけど、良かったようでほっとしましたw

自分もarkさんのような素晴らしい小説を見習っていきたいと思います~
[ 2008/12/22 13:04 ] [ 編集 ]

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